AFP=時事】米プロバスケットボール協会(NBA)のゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)の主力選手で、米国代表としてリオデジャネイロ五輪に出場予定のドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が、暴行容疑で逮捕されていたことが判明した。
 米スポーツ専門チャンネルのESPNが入手した裁判記録によると、26歳のグリーンは10日、大学時代に4年間を過ごした米ミシガン(Michigan)州イーストランシング(East Lansing)で勾留されたという。

 警察によれば、10日早朝に暴行容疑で逮捕されたグリーンは200ドル(約2万円)で保釈され、今月20日に再び出廷する予定となっている。警察はまた、米スポーツメディアに対し、「2人の男性の間で口論があった」と明かしたものの、「負傷者はいない」としている。
 有罪となった場合、グリーンは最大500ドル(約5万1000円)の罰金と禁錮93日が科される可能性がある。

 ウォリアーズは事件の詳細を調べている段階としており、声明で「この週末にミシガン州で起きたドレイモンド・グリーンのニュースは把握している。チームは現在情報を収集しているところで、状況が判明するまでこれ以上のコメントは控える」とコメントしている。

 グリーンはリオ五輪に出場する代表12人に選出されており、今月18日から21日までラスベガス(Las Vegas)で行われるバスケットボールチームの代表合宿に参加する予定となっているが、USAバスケットボール(USA Basketball)のジェリー・コランジェロ(Jerry Colangelo)会長はESPNに対し、「詳細な情報を待っているところだ。現時点でコメントすることは何もない」と話すにとどまった。

 2015-16シーズンの通算成績が平均14.0得点、9.5リバウンド、7.4アシストを記録しているグリーンは、ウォリアーズのNBAファイナル進出に貢献したものの、シリーズ第4戦ではクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)との小競り合いでヒートアップし、プレーオフでの累積フレグラントファウルにより第5戦を欠場することになった。ファイナルは第7戦までもつれ、最終的にはキャバリアーズが優勝を果たしている。

【翻訳編集】 AFPBB News


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